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腸内環境と健康の関係

2013年09月24日

健康で快適な生活は腸内環境を整えることから!

腸は心身の健康に深く関わることがわかり、「腸内環境」という言葉も認知されるようになりました。
腸内環境は体にどのように関係しているのでしょう?
 

腸の持つ機能と役割は?

胃から入って来た食べ物から小腸で栄養分を吸収し、大腸では栄養分の残りかすを腸内細菌と混ぜ合わせて便を形成し体外に排出しています。小腸がしっかり栄養分を吸収してくれなければ全身の細胞に栄養が行き渡らず、大腸の働きが悪ければ老廃物が体を巡ってしまい、結果として疲れ・冷え・肩こり・肌荒れ・肥満など様々な不調が表れます。またインスリンの分泌を刺激するインクレチンや尿酸のコントロールにも腸内細菌が関わっているといわれ、生活習慣病にも影響することがわかってきています。
また腸に存在する神経細胞は脳に次いで多く、感情の影響を受けやすいため腸は「第2の脳」と呼ばれ、精神的ストレスの影響を受けやすいという特徴があります。近年注目されている過敏性腸症候群もストレスや緊張により腹痛や下痢または便秘を繰り返すのが特徴です。
さらに腸は体内の免疫細胞の60%以上が存在する最大の免疫器官であり、腸内環境が悪化すると感染症にかかりやすくなったり、アレルギー症状が表れたりします。病気やアレルギーにならないためには腸内環境を整えることが非常に重要なのです。
 

腸内環境を整えるためには?

自律神経は時間帯によってバランスが変わります。体の自然な働きとしては日中は活動神経である交感神経が優位になり、夕方からはリラックス神経である副交感神経が優位になります。腸の健康を守るためには特に夕方以降の過ごし方が大切になります。リラックスして副交感神経を優位にすることができると蠕動運動が活発になり翌日のスムーズな排便に繋がります。夕食を食べ過ぎると胃腸に負担がかかるだけでなく、翌朝食の体内時計リセット効果を妨げてしまうため夕食は野菜を中心に軽めに、起床時におなかが空いているくらいがベストです。また深夜のテレビ・ゲーム・パソコンなどで目を酷使すると交感神経を刺激しリズムを崩す原因になるので避けましょう。音楽も刺激の強いものハイテンポのものは避けゆったりとしたものがおすすめです。
起床時には水を1杯飲んで胃と腸を刺激し、朝日を浴びて朝食を食べることで体内時計をリセットすると体が目覚めます。少量でも良いので決まった時間に必ず朝食を食べましょう。朝食後しばらくしたらトイレに行く習慣をつけ、便意を我慢しないために時間にゆとりをもって早めに起床することも大切です。規則正しい生活をすることで自律神経のバランスが整い自然な排便が得られ、疲れやストレスを感じにくい強い腸内環境が形成されるのです。
 
 
 

 

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